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箕面の家1
北摂の地、箕面に位置し、敷地の北側は明治の森箕面国定公園という自然に恵まれた環境にある私の自邸である。住まいとは、人に安らぎと安心を与え、明日への活力を養い精神の高揚を憶えさせてくれるものである。住空間の豊かさは心に充足感がみなぎり、生きている実感と思考行動の発露となる。光が差し影が生じ風が通る、空気の気配が感じとれる空間を私は創った。西側道路の傾斜を利用して道路面が、地下ガレージの3層構造のRC造内外共に打ち放しという非常にハードな素材と、それ以外は全て無垢材の木というソフトな素材で構成されている。床以外は全てRC造のままのため、天井の高い広い空間が取れ、広さによる精神的な満足感がある。しかし、今までとは異なったハードな住環境のため、生活の変革が迫られ色々な生活の知恵が生まれた。
 住むことに対してのこだわりは日々の生活に緊張が生じ、四季の移ろいを肌で感じ取れる住まいである。


指定地域:第1種低層住居専用地域
敷地面積:305.00m2
建築面積:153.00m2
延床面積:407.00m2
構造/規模:RC壁式造/地下1階・地上2階建








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箕面の家2
 近くに箕面川の流れる閑静な住宅地、半町に位置し、内外共にRC造打ち放しという「箕面の家1」と近似形の住宅である。クライアントの宮氏は、放送局の海外特派員を勤められヨー口ッパの住宅にも造詣が深く、設計にあたり「箕面の家1」を原型に色々な要求を出され、エスキースを重ねた。宮氏は最終案が決まった時には自宅のイメージを形として理解された。敷地は二面道路に面して南北に「くの字」に変形しており、その形体を如何にデザインするかということと、北側斜線をクリヤーすることが大きな課題であった。くの字形に建物を配し道路面に沿って外壁を連続させるデザインとし、北側には天井高の低いガレージを設け、その上階に北側を水下としたアール勾配天井のリビングを設けることで解決した。1階には庭としての空間が少ないので屋上に庭園と木製デッキを配し、アウトドアライフを積極的に取り入れた。3〜4年後には道路に面する外壁全面にアイビーが覆い町並みに安らぎを与えることでしよう。




指定地域:
第1種低層住居専用地域
敷地面積:
150.14m2
建築面積:
97.53m2
延床面積:
187.79m2
構造/規模:
RC壁式造/2階建





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